鎌倉島ノ神の住宅

鎌倉のサンゲンカク

鎌倉市北部、国道1号線にほど近い丘陵の裾の小規模開発された1区画に建つ。30代の夫婦と小さな子供2人のための住宅である。周囲には畑と雑木林が残っており、空気の澄んだ朝夕は丘陵から富士山が眺められる。走り回って遊べる場所で子供たちを育てたいという希望からこの敷地が選ばれた。敷地は変形で、南西は3mのコンクリートの擁壁に面している。家への影響を考慮し、2階建ての主架構(三間角)を離して配置した。南側に水廻りの下屋と北側前面道路際に玄関・寄付の下屋を二方に架けている。

三間角の内部には耐力壁をつくらず、1階2階ともに18帖の1室空間である。1階の広間は、南に面するデッキや庭、水廻りへとつながり、家族がのびやかに過ごせるよう配慮した。2階は家族の寝室で、子供たちの成長に合わせて可動の収納家具で間仕切る予定である。将来に親との同居を予定しているため、提案したいくつかのプランには増築計画も示した。打合せを重ねるうちに、将来の可能性が広がるとてもシンプルなものとなった。

  • 所在地 :神奈川県鎌倉市
  • 用 途 :専用住宅
  • 構造規模:木造2階建
  • 竣工  :2005年
  • 掲載誌 :2006コンフォルト、2005住宅建築12月号、2005建築技術11月号

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